ナポレオン・ヒル著「悪魔を出し抜け」という書籍。
今では絶版になってしまって、高値でしか手に入らないものとなってしまいましたね。
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この書籍に出てくる、ヒプノティックリズム。
同じ思考や感情を繰り返すうちに一定のリズムを持った習慣となり、それが集団催眠となって集合意識をつくるとも言われていますね。
そのような集団催眠に流されてしまうと、成功から遠ざかってしまう。
そのためナポレオン・ヒルは、そのような流されたままの人生から脱するために、
明確な目標・計画を持つことや、自制心・環境をコントロールすること、
などの実践方法を書いています。
私も以前はこの書籍を繰り返し読んでは実践しようと試みたのですが、
あまり効果を感じませんでした。
そもそも明確な目標を持つことができなくて、
何がしたいのか、目標がぶれまくっていたのです。
しかし・・・。
今はもうぶれなくなりましたね。
この世的な成功欲とか、物質的な豊かさなどに対する執着心が薄くなってしまったからです。
そして、そもそもこの物質的な三次元の世界は苦しみでしかないし、
苦しみから脱するには目に見える世界ではなく
見えない世界を知るしかない
と思うに至ったからです。
三次元的・物質的な人生に流されているときに
三次元的・物質的な意識で解決しようとすること自体が無駄である。
そう思うようになった時に、
自らの内側を見つめる以外にありませんでした。
しかし、それについては良い指南書がない。指導者がいない。
そんな風に思っているときに出会ったのが
知花敏彦先生の講話でした。
私たちは、この世に生まれてから
毎日、人間はどういうものか
いかに制限があって不自由なものか
というように自己限定をして
マイナスの自己催眠をかけているのだとおっしゃいます。
また、この三次元こそが悪の世界なのだと仰います。
地獄というものがどこか遠くにあるのではない、
三次元の世界こそが迷界・欲界であり、
そこに自らを縛っているのだと。
そこから脱するのも自分次第であると。
悪魔を出し抜く、一番の方法。
それは神我を見つめる瞑想・内観だったのです。
その自己を見つめる週間こそが
最高のヒプノティックリズムとなって
毎日を悦びと至福に満たしていけるのではないでしょうか。
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